「AUD/NZDってどんな通貨なの?」
「オススメの通貨ペアって本当?」
「利益が出る設定方法を知りたい!」
この記事を読むと上記の悩みを解決できます。
トラリピについて調べると、AUD/NZDの通貨ペアがオススメされていますが、理由を知りたいですよね。
こんにちは!AUD/NZDでトラリピ運用中の、よんちゃんです。
初心者の人にも、AUD/NZDはオススメです。
なぜなら、トラリピが得意とするレンジ相場でプロも運用しているからです。
この記事では、AUD/NZDの特徴やオススメの理由、そしてリスクと対策まで詳しく紹介します。
この記事を読めば、トラリピでAUD/NZDが選ばれるワケがわかるだけでなく、プロと同じ設定方法もわかりますよ!
【基礎知識】AUD/NZD(豪ドル/NZドル)ってどんな通貨?
AUDとはオーストラリアの通貨で、NZDはニュージーランドの通貨です。
AUD/NZDの通貨ペアは別名「オージーキウイ」とも呼ばれ、2020年9月からトラリピで取引されています。
AUD/NZDは隣国の通貨であるため、相関関係が高いのが特徴です。
相関関係が高いと、狭い値幅でレンジ相場を形成するぞ。
つまり、トラリピが得意とする通貨ペアなのだ。
オーストラリアもニュージーランドも資源国家であり、中国との貿易が盛んに行われています。
そのため同じような経済圏で動く傾向が見られます。
AUD(オーストラリアドル)の特徴
AUD(オーストラリアドル)の特徴は、輸出の5割以上を鉄鉱石や石炭などが占めているところです。
鉄鉱石や石炭などの資源価格の変動に大きく影響を受けるため、資源国通貨と言われています。
またオーストラリアの主な輸出先が中国なので、中国の景気にも影響を受けます。
中国が好景気ならばオーストラリアもよい影響を受け、中国の景気が滞っていればオーストラリアも不況になります。
NZD(ニュージーランドドル)の特徴
NZD(ニュージーランドドル)の特徴は、輸出の3割が酪農製品を占めているところです。
そのため農産物の価格変動に影響を受けやすく、乳製品や商品の価格が上がれば、ニュージーランドの景気も好調になり、下降すれば景気は鈍化します。
また貿易が盛んで、主に中国とオーストラリアに輸出しています。
そのためこの2カ国の景気が、ニュージーランドに大きな影響を与えます。
AUDもNZDも中国に輸出しているわ。
だから中国から影響を受けて、同じような値動きをするのよ。
似ている経済圏で動くから、AUD/NZDは狭いレンジ相場を形成するんだね!
AUD/NZDがオススメな5つの理由
トラリピでAUD/NZDがオススメな理由は下記の5つです。
- レンジが狭い
- ショック相場に強い
- 総推移が高い
- 高低差が低い
- トラリピ運用の52%が使用
それぞれ詳しく解説していきましょう。
理由1:レンジが狭い
まずAUD/NZDがオススメな理由は、レンジ幅が狭い点でしょう。
なぜならレンジ幅が狭いと、トラリピで一番利益が出やすいから!
レンジが狭いということは、レンジ内で細かくチャートが移動しています。
つまり取引回数が増え、利益獲得のチャンスが多くなるのです。
そのためAUD/NZDは資金をグッと集中させ、利益を狙えます。
トラリピでは、レンジ相場を形成する通貨ペアが利益を得やすいわ。
理由2:ショック相場に強い
次にAUD/NZDがオススメな理由は、ショック相場に強い点です。
なぜならショック相場でも、ロスカットになりにくいからです。
ロスカットとは、一定の損失以上になると強制決済される仕組みのこと
上記からもわかるように、直近のコロナショック相場でも、他の通貨よりも変動率が低いのがわかります。
理由3:総推移が高い
3つ目のオススメな理由は、総推移が高い点です。
総推移とは、ある期間内でどれだけ値動きがあったかを表したもの
総推移が高いということは、それだけ頻繁に値動きしているという証拠です。
例えば、1日の終わりに100円→103円で値動きが終わったとしましょう。
数字で見れば3円の値動きですが、総推移は10円だったという話もありえます。
値動きが頻繁にあるというのはつまり、取引チャンスが多いのだ。
理由4:高低差が低い
AUD/NZDがオススメな理由に、高低差が低い点が挙げられます。
高低差とは、高値と安値の価格差を表すデータのこと
高低差が低いと、レンジ幅が狭くなり取引回数が増えるので、資金を集中させて利益を狙えます。
高低差が低いとトラリピ内の評価損失(リスク)が抑えやすくなります。
総推移は高く、高低差は低く。
それがAUD/NZDの強みだな!
理由5:トラリピ運用の52.9%が使用
トラリピ運用している52.9%の人が使用していることも、オススメな理由のひとつ。
トラリピユーザーの2人に1人から支持されており、安心できる通貨ペアだということがわかります。
プロも運用しており、その設定方法(ダイヤモンド戦略)も公開されています。
オージーキウイは初心者の方にとっても、先輩をお手本として運用しやすいですね。
AUD/NZDはレンジ抜けリスクがある
AUD/NZDはレンジ抜けリスク(ブレイクアウト)があります。
レンジ抜けとは、設定したレンジ幅の上限もしくは下限から突き抜けてしまう現象。
別名「ブレイクアウト」とも呼ばれる。
トラリピではレンジ抜けへの対策として、下記3つがあります。
- ロスカットレートを把握しておく
- 追加資金を準備しておく
- そのまま放置しておく
対策1:ロスカットレートを把握しておく
1つ目の対策は「ロスカットレートを把握しておく」です。
ロスカットレートとは、ロスカットされるレートのこと
トラリピにおいて一番避けたいリスクがロスカットです。
レンジ抜け後にどこまで自分が耐えられるかを事前に把握しておくと、狼狽売りして無駄な損失を出さずに済みます。
ロスカットレートを把握しておけば、レンジ抜けしても落ち着いて取引できるぞ。
トラリピで焦りは禁物だ。
ロスカットレートは、トラリピ運用試算表で確認できます。
※トラリピ運用試算表ページへはログインまたは口座開設が必要です。
基本的な情報を入力するだけで、どの水準までレートが来たらロスカットされるかが表示されます。
トラリピで取れるリスク(金額)を決め、ロスカットレートを把握しておきましょう。
対策2:追加資金を準備しておく
2つ目の対策は「追加資金を準備しておく」です。
なぜなら、資金があればロスカットレートを調整できるからです。
レンジ抜けが起きても、資金を追加すればロスカットを防げます。
そのため資金は、余裕ある金額を用意しておきましょう。
初心者のうちは利益を出すよりも、ロスカットされないことが重要よ。
追加資金はロスカットレートを下げる「守り」に使いましょ!
対策3:そのまま放置しておく
最後の対策は「そのまま放置しておく」です。
なぜなら放置しておくと数字が回復して、またレンジ内に戻ってくる可能性があるからです。
そもそもレンジ抜けが瞬間的で、すぐに元に戻るケースも多いのです。
このままロスカットされず、含み損に耐えられるなら放置しておいてもいいでしょう。
でも放置するのは、リスクがあるから注意が必要よ!
なんとなく放置でロスカット…とならないようにしてね!
AUD/NZDはこれからレンジ抜けするのか
AUD/NZDはこれからどのような動きをするのでしょうか?
AUD/NDZは今後、レンジ相場が続くと予測されます。
RBA(豪中銀)もRBNZ(NZ中銀)も2024年には利下げに転じると予想されています。
そのため僕は2024年5月現在、AUD/NZDは今後もレンジ相場が続くと予想しています。
豪ドル/NZドルが変動する要因とは?
AUD/NZDが変動する要因は、どのような条件なのでしょうか?
AUD/NZDは、2国間で生じる政策金利の差によって変動します。
政策金利とは、中央銀行が金融政策を運営する上で決定している金利
オーストラリアの金利のほうが高いと、チャートは上昇します。
逆にニュージーランドの金利のほうが高いとチャートは下降します。
上の図のように、政策金利の差(赤線)とチャートは似た動きをします。
そのためAUD/NZDは、政策金利の差によって変動すると言えるでしょう。
AUD/NZDに集中投資でもOK?
投資は分散したほうがよいの?
AUD/NZDに集中投資でもOK?
結論、資金が少ないうちは集中投資でOKよ!
でもリスクを減らすなら、分散投資が安心ね。
資金が少なく、トラリピに慣れていない初心者の人はAUD/NZDだけでもよいでしょう。
なぜなら初心者がはじめから分散しすぎると、メンテナンスが大変で管理できないからです。
なのでトラリピを始めたばかりの人は、AUD/NZDだけの集中投資でよいでしょう。
僕も現在は、AUD/NZDだけを30万円で運用しています。
しかしひとつの通貨ペアだけで運用していると、万が一暴落した際のリスクが大きいので要注意。
そのため資金を増やすタイミングで、分散投資を検討しましょう。
AUD/NZDと組み合わせるオススメ通貨ペアとは?
AUD/NZDと組み合わせる通貨ペアは、米ドル/カナダドルかユーロ/円がオススメ!
なぜなら、相関関係がほとんどないからです。
相関関係がないとはつまり、AUD/NZDの動きとは関係なく変動する通貨ペアなのです。
そのため、米ドル/カナダドルとユーロ/円はオススメといえるでしょう。
リスク分散するなら、違う動きをする通貨ペアを選ぶべきだ。
米ドル/円ではだめなのか
有名な「米ドル/円」では、ダメなの?
結論、米ドル/円の運用はオススメできません。
なぜなら米ドル/円は、現状のレートが最高値付近にあり、いつ下落してもおかしくない状態だからです。
このように上下片方だけの動きをしている、トレンド相場の通貨は選ばないこと。
利益を生み出せるように、レンジを形成している通貨ペアを選びましょう。
AUD/NZDの運用はダイヤモンド戦略がオススメ
AUD/NZDの運用は、ダイヤモンド戦略がオススメです。
ダイヤモンド戦略とは、一体どんな運用方法なのでしょうか?
有名なハーフ&ハーフ戦略ではダメなのでしょうか?
ダイヤモンド戦略がオススメな理由や詳細について、詳しく解説していくわね。
ダイヤモンド戦略とは?
ダイヤモンド戦略とは、まずレンジを4分割します。
上半分に買いトラリピ、下半分に売りトラリピを仕掛け、さらに中央部分(取引が多いゾーン)に厚めのトラリピを施す運用方法です。
トラリピ設定の「中央部分がぶ厚い」形が由来となり、ダイヤモンド戦略と呼ばれています。
必然的に中央部分の収益機会が増えるので、狭いレンジ形成をする通貨ペアにオススメの戦略です。
そのためダイヤモンド戦略は、レンジの中央付近で上下によく動くAUD/NZDにぴったりです。
ハーフ&ハーフ戦略ではだめなの?
有名なハーフ&ハーフ戦略ではだめなの?
ダメではないが、ダイヤモンド戦略のほうが利益を得やすいぞ!
ハーフ&ハーフ戦略よりもダイヤモンド戦略が優れている点は下記の2つです。
- 収益機会が多くなる
- 必要資金が多くかかるが資金効率は高くなる
レンジの中央付近は多めの金額で仕掛けるので、ハーフ&ハーフ戦略よりもかたよりが出ます。
しかしハーフ&ハーフ戦略よりも、レンジの中央付近が厚めの設定になっているため、ダイヤモンド戦略の方が収益機会が多いといえます。
また中央付近の取引回数が多くなるため、資金効率が高いのもオススメする理由です。
つまりハーフ&ハーフ戦略よりもダイヤモンド戦略のほうが「攻め」の戦略といえるでしょう。
「ダイヤモンド戦略」バックテスト結果
ではダイヤモンド戦略が実際に稼げるのか検証した、バックテストの結果を見てみましょう。
AUD/NZDを13ヶ月運用すると、+ 16.56%という結果になりました。
途中で損失を抱える場面があるものの、トータルで見ると大きくプラスに動いています。
やはりAUD/NZDをダイヤモンド戦略で運用するのはオススメと言えるでしょう。
ダイヤモンド戦略の設定と実践
ダイヤモンド戦略は、4ステップで簡単に設定できます。
ここからは、僕が実際に注文設定した画面で解説しますね。
左上の「MENU」を開き、ツール欄の「トラリピ戦略リスト」をクリックします。
下のほうにある「ダイヤモンド戦略」を選択し、クリックします。
下のほうへスクロールすると、注文設定のボタンがあるのでクリックします。
左の欄にある「確認」のボタンを押せば、注文完了です。
口座開設がまだの方は、こちらからスマホで簡単に行えますよ!
まとめ AUD/NZDはトラリピ運用に最適な通貨ペア
AUD/NZDはトラリピと相性のよい通貨ペアです。
オススメな理由はこの5つでしたね。
- レンジが狭い
- ショック相場に強い
- 総推移が高い
- 高低差が低い
- トラリピ運用の52.9%が使用
またAUD/NZDでは、ダイヤモンド戦略で運用しましょう。
なぜなら、資金効率が高く収益機会が多いからです。
リスクを理解した上で、コツコツ利益を得たい方は、さっそく始めてみましょう!
\ AUD/NZDを運用してみよう! /